双子妊娠の振りかえりシリーズです!
これまでの記事はこちら→→→ 妊活、不妊治療、妊娠超初期症状 、 切迫流産 、胎嚢確認 、転院、職場への報告 、性別判明① 、性別判明② 、産休 、切迫早産 、妊娠性痒疹
32週から始まった入院生活。24時間点滴で絶対安静の日々。
点滴は私にとってかなり苦痛でした。
私の腕の血管は点滴が漏れやすかったのか、何度も点滴が漏れて、針を刺していたところが腫れて差し替えていたので、しまいには手首とか手の甲の血管から点滴をしていました。
いつも看護師さんが奮闘してくれました。
早く。。早く解放されたい~~
そればかり考えてました。
「自然分娩か帝王切開」分娩方法を選ぶ
さて、話は変わり、私は「分娩方法を自分で選ぶ」という宿題を与えられていました。
32週の時点で二人とも頭位(頭が下)だったので、双子でも自然分娩(経腟分娩)が狙えます。病院の方針で、自然分娩可能な双子妊婦は「自然分娩にするか帝王切開にするか選べる」ということでした。
さあ、どっちにする?といわれたんですが、
皆さん選べますか?
私はなかなか選べませんでした。。
その後の対応が変わるから34週までに選んで!といわれたんですが、
そんなこと言われても・・・
当事者だけど、出産に関してはド素人の私。
簡単に答えは出せないですよ~~~!
苦悶の日々が続きます
双子の出産におけるそれぞれの出産方法のメリット・デメリットと対応は以下のことが考えられます。
自然分娩(経腟分娩)の場合
メリット
・赤ちゃんにとって本来の出産方法で産める
・産後の回復が早い
・お腹を切らない
・次回以降の出産も自然分娩でトライできる
デメリット
・一人目が産まれてから二人目が産まれるまで時間がかかることがある(過去には24時間かかって、双子なのに誕生日が違ったケースがあるそう)
・緊急帝王切開に切り替える可能性がある
・特に、一人目は下から産んで、二人目が産まれずに帝王切開になる場合が多い
・二人目が帝王切開になる場合、命が危なくなる可能性が稀にある
対応(私が入院していた病院の場合)
・36週以降はいつ生まれてもいいので、安静解除(点滴も外す)
・37週まで陣痛が来なかったら誘発で自然分娩を目指す
・双子だと、赤ちゃんが大きくなると母体に負担になるので遅くとも38週までには誘発して産む
帝王切開の場合
メリット
・双子の場合、自然分娩よりもリスクは少ない
・計画的に出産が出来る
デメリット
・お腹を切るので傷跡は残る
・母体の出血が多くなる可能性がある
・産後の回復は遅い
・次回以降の出産も帝王切開になる
対応
・赤ちゃんの成長を見ながら37週~38週の出産になる
・予定帝王切開なので、事前に出産日を決める
・出産日までは点滴をして絶対安静
こんな具合です。
先生から、このような説明をいろいろと受けて、判断材料を揃えて、すごく悩みました。
病院によって双子は帝王切開一択とか、頭位なら自然分娩一択とか、方針がいろいろあると思うんですが。選べるなんて思っていなかったので。。
私の性格なんでしょうか。選ぶって辛かったです・・・
だって、痛いのも嫌だし、お腹切るのも怖いし(この臆病者!)
夫と相談して、沢山泣いて、出した答えは
自然分娩で行く!
という結論でした!
せっかく条件がそろっているなら自然分娩に挑戦しよう!というのと、早くこの点滴生活から抜け出したい!という欲があって。
とりあえず覚悟を決めて、34週に先生に伝えました。
そして35週から貼り止めの点滴の量を減らし、36週に点滴を外して薬の内服に。絶対安静は解かれて、陣痛を待つことになりました。
ちなみに、35週の二人の推定体重は2322g と 2350g で、合計4672gでした。
中々の重さです。骨盤も、ろっ骨も、とにかくいろんなところの骨がミシミシと痛んで辛かった記憶があります。
次の記事から双子の出産を振り返っていきたいと思います!
どうぞよろしくお付き合いください♪
前の記事:双子妊娠を振り返る⑫~妊娠性痒疹
次の記事:双子の出産を振り返る①~誘発分娩開始37w1d