抱っこをしていると赤ちゃんはご機嫌だけど、ベッドに寝かせると泣いてしまう…
こんな経験、誰でもありますよね。
赤ちゃんが抱っこで泣き止む(抱っこをしていないと泣いてしまう)その理由はなんでしょう?
私は大きく2つの理由があると考えています。
1 人間の本能から
2 赤ちゃんの目が悪いから
一つずつご説明しますね!
抱っこすると泣き止むのは人間の本能
抱っこで泣き止むのは人間の本能なんです。
人間に限らず、動物の本能といったほうがいいかな?
野生の動物が、ある場所から違う場所に赤ちゃんを連れて移動するとしますよね。もしその時に、赤ちゃんが泣いていたら?
泣き声で敵に見つかってしまうかもしれません。
なので、動物が赤ちゃんを抱えたりくわえたりして移動するときは、「赤ちゃんは泣かない」という本能が備わっているそうです。
人間も動物。大昔は天敵がいっぱいいる自然界に住んでいましたよね。
移動するときは赤ちゃんを抱っこして歩いたと思います。
赤ちゃんにとっては、
抱っこされた→移動しているから敵に見つからないように泣き止まなきゃ!
という本能が働いているはずです。
抱っこするだけでなく、揺らしたりしても泣き止むのは、やっぱり移動中に泣き止む名残なんでしょうね。
赤ちゃんは目が悪い
同じ人間だから、大人と同じように赤ちゃんがこの世界を見ていると思ったら大間違いです(^^;)
実は赤ちゃんはものすごく目が悪いんですよ!
生まれたての赤ちゃんで視力0.01程度。しかも色もまだ分かりません。
1歳を迎えるころにようやく0.1~0.2くらいになります。
基本的に、0歳さんは30㎝くらいの距離のものしか認識できていないといいます。抱っこしてもらっているときの大人の顔までの距離ですね。
目がほとんど見えていない、見えてても30cmくらいまでの距離までしか見れないとなると、同じ部屋に他に人がいても赤ちゃんからは見えていないですよね。
抱っこをしてもらえれば、誰かが近くにいてくれてるということは分かりますが、抱っこを辞められると闇の世界に1人で放り出されたような気になってしまいます。赤ちゃんが寂しくて泣いている可能性がありますね。
なんで泣くのかが分かれば抱っこも楽になる
赤ちゃんが抱っこしないと泣いちゃう。
そうすると、こっちも疲れているのに、他にやることあるのに!イライラー!という気持ちになることもありますが、何で赤ちゃんが泣くのか理由を知っていると、ちょっと気持ちが楽になりますよね。
赤ちゃんを抱っこで泣き止ませるとき、これらの理由を意識してみてくださいね!